川崎の野生生物
イネ科

ササガヤ
チゴザサ



ササガヤ
イネ科 キビ亜科 ヒメアブラススキ連 Microstegium japonicum var. japonicum
北海道から沖縄まで分布する一年草.
花期は9〜12月.
花序は多数の総が花序の先端に集まり放射状になる.
小花は1〜2個で,包穎と同質かやや柔らかい.
葉身のある這う茎を持つ.葉身は皮針形で基部寄りが最も幅広い.基部に縁毛はない.

ササガヤ P:2011/10/18 生田緑地、岩田臣生

ササガヤの花序 

ササガヤの小穂(長柄小穂と短柄小穂が対をなして節についている)

ササガヤの葉(基部に近い部分の幅が一番広い) 




チゴザサ
Isachne globosa  
イネ科 チゴザサ属
北海道から南西諸島まで分布する多年草。水田やその周辺に多い。やっかいな田圃雑草である。

写真/ 2008/7/10(木) 川崎市多摩区生田緑地で、岩田臣生撮影

写真/ 2008/7/10(木) 川崎市多摩区生田緑地で、岩田臣生撮影

※最近の川崎市内の確認記録年/麻生区1999,多摩区1988,宮前区1997



特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation