里山の自然学校第6回 夏の里山体験
【2005/8/24 更新】

日 時 8月20日(土)10:00〜15:00
場 所 生田緑地
参加者
 1班 飼田、鈴木、田村 (担任)中臣
 2班 島尻、野上、野路 (担任)藤間  
 3班 神山、片山、野路 (担任)岩田
 4班 日野原 (担任)岩田
かわさき自然調査団からのサポート 山本 
          参加者 10名、講師 5名
 
 
10:00 青少年科学館学習室で、今日のプログラムの説明から始まりました。
今日は、生田緑地のくわがたレストランを調べます。
  @くわがたレストランをのぞいてみよう
  Aレストランをつくったのはだれかな
  Bレストランのごちそうはなんだろうね
  Cお客はだれ? ぎょうれつはできるかなあ
  Dレストランの木の大きさをはかろう
  Eレストランのはっぱの形がわかったかな
  Fレストランの木の形をかいてみよう
  Gよくにた木があるよ ちがいを発見
  Hくわがたレストラン図鑑(ずかん)をつくろう

クスノキの幹の肌を触ってみました。

くわがたレストラン1号店に来ました。まず、どんなお客さんが来ているのかを調べました。
続いて、どんな樹木か、木肌を紙に写し取りました。どんな葉か、1枚もらって皆で調べました。レストランの高さはメジャーで測りました。

くわがたレストラン1号店のお客さんです。サトキマダラヒカゲ、カナブン、蛾などでした。

続いて、どんな樹木か、木肌を紙に写し取りました。どんな葉か、1枚もらって皆で調べました。レストランの高さはメジャーで測りました。

次は2号店です。どんなお客さんが来ているかを調べました。

2号店のお客は、ゴマダラチョウ、サトキマダラヒカゲ、カナブン、ヨツボシケシキスイ、キセル貝などでした。

2号店も同様に調べましたが、スズメバチがやってきたので、木肌写しは中止しました。
スズメバチもやってきました。
2号店の調査の後、枡形山に向かいました。途中、1号店の樹木か、2号店の樹木かを調べながら歩きました。

枡形山広場でお弁当を食べました。食事が済むと鬼ごっこが始まりました。

1匹の虫に群がるヨコヅナサシガメの幼虫
2号レストランと同じ樹木の木肌を写し取りました。  

午後は「自分の木」の雑木林で、「自分の木」を調べました。根元の周長も協力して測りました。

下の田圃では畦に降りて、稲を観察しました。
害虫も調べました。イチモンジセセリの幼虫が稲の葉の苞(つと)をつくって隠れている様子、幼虫そのもの、蛹(さなぎ)になったものなどを観察しました。 苞(つと)をつくるために、昔は、イネツトムシと呼ばれていたことなども学習しました。
コナギという雑草も観察しました。

上の田圃では、一人一人が、稲の穂の1粒ずつの頴(えい)を開いて、胚乳(はいにゅう)をなめてみました。ちょっと変な味がしましたか。これがお米になることを学習しました。

田圃の近くで記念撮影をしましたが、...野上さんは下を向いてしまいましたね。

帰り道、くわがたレストラン第3号店にも寄りました。
クロカナブンがいました。結局、どのレストランにもクワガタは来ていませんでした。 


青少年科学館に戻って、まずは一休み。今日はアイスキャンデーの特別サービスがありました。  

人心地がついたところで、くわがたレストラン図鑑をつくり始めました。
藤間先生が予め用意した葉の中から、1〜3号店の樹木の葉と同じものを選んでいきます。1号店はコナラ、2、3号店はクヌギでした。
これによく似た樹木の葉も用意されていました。クリとアカガシでした。
藤間先生の今日の授業は、コナラ、クヌギ、クリ、アカガシの特徴と見分け方でした。子どもたちは、コナラとクヌギは幹を触って区別することができるようになりました。 

子どもたちがつくった「くわがたレストラン図鑑」の2ページ目です。実を貼り付けた子どももいましたよ。

今日は少し時間を超過(ちょうか)しての終了となりました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation