里山の自然学校 
冬の里山、修了式

日 時 2月18日(土)10:00〜15:00
場 所 川崎市青少年科学館
参加者
 1班 潮、飼田、鈴木、田村、山下 (担任)中臣
 2班 大江、小針、島尻、野上、野路 (担任)藤間
 3班 片山、神山、永田 (担任)岩田
 4班 亀谷、金野、日野原 (担任)岩田
かわさき自然調査団からのサポート 山本 
            参加者 16名、講師スタッフ 5名

里山の自然学校2005の最終回です。

午前中は、「冬の里山体験」ということで、生田緑地のいつものコースを逆に歩きながら、樹木の冬芽の様子、越冬中の昆虫の卵や、幼虫や、繭(まゆ)の様子を見ながら、ゆっくり歩きました。
ケヤキの木の皮の下に越冬している虫もいました。高い枝先にウスタビガの繭(まゆ)がついていました。


サクラの幹の表面にはコヤガの仲間がいました。

フユシャク♂がいました。

石垣にはジグモの巣がありました。
冬のクワガタレストランは休業中でした。

雑木林の中を歩きました。

葉を落としている樹木(落葉樹)と青々とした緑の葉をつけている樹木(常緑樹)がありました。
落葉の下を探しましたが、夏のにぎわいはありません。小さな甲虫幼虫を見つけただけでした。
モウソウチクは葉を落としていませんでした。

カエルの産卵はまだでした。水の中に動くものはいませんでした。

ザゼンソウが咲いていました。
冬の田んぼ周辺には枯れ草の玩具(おもちゃ)が転がっていました。

田圃の中を探しましたが、動くものを見つけることはできませんでした。

氷はとけていましたが、寒々とした冬景色が広がっていました。

枡形山広場のケヤキの幹の表面にも小さな生物がいました。ヨコヅナサシガメの一齢幼虫を見つけた子どももいました。子どもたちは元気で、休憩にしたら鬼ごっこが始まりました。

枡形山から東口へ降りました。
途中、川崎の宝ともいうべき植物についての講話もありました。

菖蒲池上の池にはモツゴの幼魚が群れていました。

午後は青少年科学館で活動しました。
写真をプロジェクタで投影して、各プログラムを振り返りました。
全員に感想文を書いてもらいました。
また、一人ずつ感想を発表してもらいました。

標本づくりに参加した人には、展示してあった標本を返却しました。

成績の評価はありませんが修了式を行いました。
全員に修了証書を手渡しました。「里山の自然学校2005に参加し、身近な自然について大いに学び大いに楽しんだことを証します。」というものです。参加日数が少ない場合は「大いに」を「少し」としました。
学校行事などと重なって参加できない日があった人が多い中で、全回参加してくれた飼田さんには「満足したで賞」を授与しました。

最後に、特別展示室で記念撮影をしました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation