里山の自然学校2015 第8回 稲刈り


里山の自然学校2015
第8回《稲刈り》

【2015/10/6 更新】

日時 2015年10月4(日) 10:00〜15:00 晴
場所 生田緑地整備事務所2階、谷戸の田圃
参加者 山下はなの、山下真奈美
    伊東智勇、大橋拓真、沖本世織、甲斐杏澄、工藤千穂、佐藤晴奈、軸丸陽希、中野心吾、村上柚葉、
    矢野 悠
                                                   12人
講師 岩田臣生、岩田芳美、藤間煕子、梅原和仁
サポート 鈴木潤三、山下淳也
                                                   6人

第8回里山の自然学校は、稲刈りです。
今年は爽やかに晴れました。
稲刈りに必要な道具を手分けして運びます。

荷物は、通行の邪魔にならないように、柿の木の下にブルーシートを敷いて、まとめて置くことにしました。

稲束を縛る稲わらは水路に置いて濡らしました。

田圃にはホトケドジョウなどの生物がいるため、常に湛水してあります。
今日は稲刈りのために水を落とします。

稲刈りは鋸鎌を使ってイネを刈ります。 使い方を説明しました。

例年通り二人で組んで一本の鋸鎌を使って刈り始めました。

刈った稲を束ねる作業は、岩田、鈴木、山下が担当しました。


稲束は一時的に木道の手摺にかけていました。
下の段の稲刈りを終えたところで、これをオダ場に運んで、オダにかけました。

上の段のイネは殆ど、アライグマに食べられて稲穂が残っていません。 それでも、少しでも多く確保したいと思い、稲穂を見つけ刈りしました。


12時を少し過ぎましたが、日陰でお弁当を食べました。


午後の活動に入る前に集合写真を撮りました。


田圃に生えて、咲いていたコナギについて学習しました。


オダにかけた稲に雨除けシートをかけました。


子どもたちはツリフネソウ、ヌスビトハギ、キンミズヒキ、コブナグサ、ゲンノショウコなどの観察学習をしました。

オオバコ相撲は初体験の子どもも多く、夢中になっていました。

ヌスビトハギの実はヒッツキムシの代表格です。 シャツにヒッつけて遊ぶ子もいました。

ジュズダマ取りにも夢中になっていました。

アメリカザリガニを捕まえるのに夢中になっている子どもたちもいました。

ハリガネムシがいたので観察してもらいました。
ジッとしている時は生き物とは思えないようでしたが、動き出すと不思議そうでしたが、手を出す子どもはいませんでした。

市民活動室に戻って、感想文を書きながら、今日出会った動植物をあげてもらいました。


以上

里山の自然学校のスタートページ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation