多摩川中下流


ル)多摩川中下流の水辺で見られる野鳥
冬期の多摩川では、シベリア、アラスカ、千島方面から越冬のために飛来するガンカモ類が、年によって差はありますが、2017年度には 9 種、2,465 羽観察できました。

ヒドリガモ(大きさ45-51p)
冬鳥です。多摩川や中小河川に幅広く生息しています。
時々岸辺に上がり雑草などを食べ、緑の糞を出すこともあります。

(左写真)ヒドリガモ(右がオス、左がメス)

マガモ(大きさ50-65p)
冬鳥です。多摩川や中小河川で見られますが数は多くありません。オスの頭は緑色をしています。
マガモ(手前 2 羽がメス、奥がオス)

オナガガモ(大きさ雄70p、雌55p)
冬鳥です。多摩川で見られますが、中流が一番多いようです。オスは長い尾が特徴です。体を逆さにして水中のエサを食べます。
オナガガモ(左がオス、右がメス)

コガモ(大きさ35p)
冬鳥です。多摩川や中小河川で見られます。北のほうに帰る前はオスがメスの周りをまわってアピールしているのが見られることもあります。
コガモ(手前がオス、奥がメス)

カイツブリ(大きさ26p)
潜水の得意な小形の水鳥です。
多摩川や大きい池で一年中見られます。
浮巣を作って子育てをします。
ヒナは危険を感じると親の背中に隠れます。
カモの仲間ではありません。


アオサギ(大きさ93p)
留鳥です。日本で一番大きいサギで飛ぶと目立ちます。
多摩川や中小河川、池などで見られ近年増えてきています。
川の近くのビルの上に一本足立ちで止まり休んでいることもあります。


カワウ(大きさ90p)
ほぼ全域で見られます。多摩川、中小河川、池などにも来ます。また市街地の上空を飛んでいるのも見かけます。
多摩川などでは100羽前後の群れで一斉に潜り魚を取っていることもあります。
写真は500〜1000羽が多摩川に下りているところと鈎状になって飛んでいるところです。


コサギ(大きさ61p)
白い体に黄色の足指が特徴の留鳥です。
多摩川ではカワウの追い込み漁のおこぼれをねらって群れでつきまとったりします。
中小河川や池などでも足をゆすって魚をおびきよせる様子が観察されます。


オオバン(大きさ39p)
クイナ科の冬鳥で近年増えてきています。
全身黒色でひたいとくちばしが白くて目立ちます。
群れでいることが多く、多摩川や矢上川で見られます。
土手に上がりイネ科の葉などを食べていることもあります。


イソシギ(大きさ20p)
多摩川、中小河川などでほぼ1年中見られます。
あまり数は多くありませんが繁殖しているようです。


ユリカモメ(大きさ40p)
冬鳥です。多摩川や中小河川で見られます。
冬羽の顔にはえくぼのような黒い点がありますが、夏羽では顔が黒くなり別の種のように見えます。


オカヨシガモ(大きさ52p)
冬鳥です。
オスは黒くシックな模様で黒いパンツをはいたようです。
メスは茶色で地味な色合いです。
近年増えてきているようです。


ヨシガモ(大きさ52p)
冬鳥です。
オスの頭はナポレオンの帽子のような形をしているのでナポレオンガモとも呼ばれています。
また尾羽にかかる白黒のきれいな羽があります。
多摩川中流で見られます。


カンムリカイツブリ(大きさ60p)
冬鳥として多摩川中下流、河口にやってくるカイツブリの仲間です。
以前は珍しかったのですが、最近増えてきました。
水の中に潜って餌をとります。
秋にやってきたときは冬羽の白い顔をしていますが、3月ごろになると赤褐色と黒色の飾り羽の夏羽になります。

写真は左が冬羽でこちらの方がよく見られます。右が夏羽です。



ヲ)夏の多摩川中下流の水辺

コアジサシ(大きさ25p)
春から夏にかけて見られます。
多摩川では繁殖も確認されています。
水面に頭からダイビングし、鋭いくちばしでアユなどの魚を捕えます。
【RD】絶滅危惧U類(VU)

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