生田緑地の谷戸の自然保全活動


田圃再生
日時 2004/4/17(土) 11:00〜15:30 晴
場所 生田緑地
参加者 岩田臣生

田圃再生2日目
TV報道では横浜で 27℃という夏日になりました。
前回の印象を再確認する目的で現地に入りました。早速、皆さんに謝らなければなりません。ヒメシロネは無さそうです。
植物の話は、植物班の調査後に更めて報告させて戴くことにします。
奥の方(沢に近い場所)の土壌を中心に土中の生物を調べましたところ、前回採集したものと同じ 6cm 大のウジ状の幼虫がいました。 ガガンボの仲間の幼虫らしいのですが、前回のものは専門家に同定を依頼しましたので、こちらは飼育してみることにしました。成虫を確認するためです。
他には、オケラ、ミミズなどを確認しました。
先日の印象に反して、ここの土も非常に柔らかく、草の根も少なく、簡単に田圃にできそうでした。ただ、日当りは悪くなります。
また、区域の一部ですが、シダが芽をだしていました。この1〜2日の間に出てきたものです。透き通る様な薄い緑色で、高さ 20cm、 ハリガネの様に根元から1本だけ伸びて、2cm 程度の長さの櫛状の葉(?)が5枚ついているといった簡単な形状のものです。群落の範囲は僅か 12m 四方程の場所で、 その中に 10cm 程度の間隔で出ていました。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation