生田緑地の谷戸の保全活動
生物棲息環境再生活動と田圃活動

日時 2008/4/19(土) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地 旧岡本谷戸、稲目谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美、下口達夫、雛倉正人、水上健

旧岡本谷戸
生田緑地の旧岡本谷戸と呼ばれている谷戸の水流に、伐採された樹木が捨てられていることが分かりました。
この場所は、生田緑地の特徴を表す動植物の棲息、生育する場所です。
そこで、これらを取り除き、水辺環境を再生する必要があると考えました。
この日は、その第1ステップとして、流れに浸かっていた伐採木を一旦水際に移動する作業を行ないました。
少なくとも1週間は放置しておいてから、更めて別の場所に移動して片付ける予定です。
(気温15℃、水温13℃)


奥の池、見晴台
この作業を終えてから、ホタルの里に向かい、田圃作業もすることにしました。


稲目谷戸
谷戸に降りる途中、昨年のホタル・ランタンにベニカミキリが来ていました。 ウグイス、アオゲラ、そして残念ながらガビチョウの声が聞かれます。

田圃ではネット張りに備えて支柱を立てる作業をしました。 しかし、土が柔らかくてグラグラしています。何か補強しないと使えないようです。 このところの雨のお蔭で、田圃の周囲も湿地状態になっています。 (気温18℃、水温14℃)

アズマヒキガエルのオタマジャクシは活発に動いています。 シュレーゲルアオガエルの声が盛んに聞かれるようになりました。 カサスゲが花期を迎えています。生田緑地の中でも、ここだけに生育している植物だと思います。 僅かの範囲なので、冬の間に枯れ草を除いておけば良かったとも思われます。 ヨシ原の中につくった池にもヤスマツアメンボが来ていました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation