生田緑地の谷戸の自然保全活動

ヨシ刈り、池堀り
日時 2008/11/22(土) 10:00〜13:00 快晴
場所 生田緑地ヨシ原
参加者 岩田臣生、岩田芳美、毛部川弘行、佐藤利奈、下口達夫

生田緑地の(稲目)谷戸の末端にあるヨシ原には野鳥が休息していたり、昆虫の越冬場所になっていたりするのですが、 隣接の住宅からは枯れたヨシの刈り取りを求められます。 住宅市街地に取り囲まれているという生田緑地の状況を考えれば境界領域の植生管理については地域住民の意向も重視する必要があると思います。
それでも、活動中に隣家の人からお礼を言われるとは思っていませんでしたので、言われて戸惑っている班員の姿が見られました。
今回は力仕事なら任せなさいというメンバーが参加してくれたので、一気に刈ってしまうことにしました。 ヨシ刈りだけでも大変なのに、池堀りも少し進めることができました。
ここの池は、今年3月1日に掘って、毎月生物調査を進めたものです。 様々な問題点も分かってきました。 流れ込みの無い池で、夏場には地下水位が下がって涸れることも分かりました。 今年は、その対策も考えながら、このような水たまりにはどんな生物が棲息するようになるかを見ていきたいと考えています。

ヨシを刈り終わって、休憩をとりました。

休憩後、もう少しやろうかと池堀りを行いました。 作業中にヨシが刺さって穴の開いた長靴では水の中に入ってという訳にもいきません。 池を2倍ほどに広げたところで、この日の活動を終了することにしました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation