生田緑地の自然保全活動

水辺の管理と草刈りなど
日時 2009/11/10(火) 10:00〜13:30 曇
場所 生田緑地萌芽更新地区
参加 岩田芳美、岩田臣生

湧水の水量が少なくなっています。湿地の水域の一部に少し手を入れました。

野鳥班が鳥類調査をしており、田圃近くを通りかかりました。

上の田圃に引いている水路の流れを調整しました。落葉の量が増えてきました。

カサスゲを少し刈り取りました。 刈り取ったカサスゲはオダに掛けました。屋外で綺麗に乾くかどうか試すことにしました。 4束で止めたのは手袋を忘れたためで、鋭い葉で手が切れてしまったためです。
カサスゲは、昔、菅笠などの材料として使われていました。 昨年の里山の自然学校《つくってみよう》の時に試してみたところ丈夫で色合いも綺麗なことが分かりました。 今年も何か試してみたいと思います。
後で、比較のためミヤマシラスゲも刈り取って、干しました。
カサスゲとミヤマシラスゲではどんな違いがでるでしょうか。

上の田圃周辺に残してあったジュズダマを刈り取りました。 7日の里山の自然学校《秋の里山》の時にジュズダマを採集しましたが、まだ沢山残っていました。

アメリカザリガニを370匹採集しました。

アカバナの種子はこんな形で先の方から順番に風に乗って飛んでいくのでしょうか。 面白いですね。
アカバナの種子
クサギの萼が鮮やかな紅紫色になって、花の時期より目立つ感じがします。
クサギの果実
今年はジョロウグモばかりが目立ちました。

田圃の中に新しい仲間が増えたようです。

マユタテアカネが田圃で産卵を繰り返しています。

ムクノキの実はドライフルーツ状態です。

水路にはシマアメンボがいました。
シマアメンボ
水の干上がった田圃下の池にはタヌキの足跡らしきものがありました。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation