生田緑地の自然保全活動

ヨシ原のハンノキ伐採
日時 2009/11/27(金) 10:00〜14:00 曇
場所 生田緑地田圃〜湿地
参加 岩田芳美、岩田臣生

谷戸の末端のヨシ原のハンノキを伐採するために谷戸へ降りました。
雑木林の黄葉が始まっていて、落葉を踏んで歩く道は楽しくなります。
ハンノキ林に入ったところでカワセミが飛び出しました。ハンノキ林を抜けたところで、湿地にカワセミとシジュウカラが遊んでいました。 3段目に残しておいたオギの茂みが良かったようです。モズが来ていました。 今日は野鳥日和のようです。
ハンノキ林です 湿地です ピントが外れていますがモズです
アオツヅラフジの実がなっていました。 アオツヅラフジ

ヨシ原の5本のハンノキは、隣地のTさんが目隠しに植えて欲しいと北部公園事務所に申し込んだものでした。
しかし、野菜を植えていたYさんは大きな樹木は迷惑だと思っていました。
私は両方から愚痴を聞かされていました。
Tさんが引っ越したことからでしょう。Yさんが目隠しの樹木の伐採を北部公園事務所に申し込んだようです。
昨年、このハンノキの伐採について立ち会いを求められ、北部公園事務所とY造園と私の3人で現地で協議を行い、 いくつかの注意事項を付して伐採することを決めました。
ところが、今年の6月でしたか、Yさんにお会いした時に「伐採すると約束したのに、まだ伐採してくれない」という話がでてきました。 そこで、今年中に伐採することを約束したのです。 萌芽更新を繰り返す形にすることにしたのです。
1年経過しただけで、ハンノキは一回り大きくなっていました。 それでも5本ぐらいならと思ったのですが、住宅側の2本は少し住宅側に傾いているように思えます。 万が一、住宅側に倒れたら、垣根を壊してしまいそうです。 そこで、この日は3本のみの伐採としました。
残りの2本は後日、ロープを用意して、内側に引っ張っておいて伐採することにしました。
木道わきのカサスゲも少し刈りました。

籾摺りもするために青少年科学館に向かいます。朝のうちに青少年科学館の屋上に籾を広げてあります。


籾摺り
日時 2009/11/27(金) 14:00〜16:00 曇
場所 青少年科学館屋上
参加 岩田芳美、岩田臣生

なかなか籾を干しきれなくて遅くなってしまいましたが、やっと籾摺りができました。
今年は籾摺り機に2度ずつかけてみました。
開花が遅れて心配な夏を過ごしましたが、籾摺り後の計量では45kgと今までで一番多い結果となりました。
生田緑地米は3色米ですねと言われたことを思い出しました。緑色は未熟米、白色はカメムシなどの食害を受けた米だと思います。元の地主さんからは緑色が30%ぐらい混ざっているのが、稲刈りの適期だと教わりました。日照時間が短く、水の冷たい谷戸の奥の、いきもの優先の田圃の収穫としては上々のできだったと思います。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation