生田緑地の自然保全活動
ハンノキ林の保全活動


日時 2010/3/3(水)10:00〜14:40 晴
場所 生田緑地
参加 城本法子、岩田芳美、岩田臣生

ハンノキ林の保全活動を行いました。
丁度、ハンノキ林内はヒメカンスゲが花盛りでした。 アズマヒキガエルの産卵も始まっていました。
2007年5月に移植したハンノキ実生がアズマネザサに埋もれそうになっていましたので、この区域のササ刈りを行いました。
また、林床に落枝が散乱し、倒木も放置されていましたので、これらを片づけ、シャガを抜き取り、林内の伸びたササを刈り、ハンノキに絡みついたキヅタを伐り、 一面に出ていた実生を刈り、湿地に戻すための攪乱を少し進めました。


園路から樹林に立ち入って、ある植物の写真を撮っている人がいました。
園路以外は立入禁止になっていることを説明し、注意しました。
しかし、ルールは破るためにある、引き抜いているわけではないから悪くないといった意味合いのことを言い、応じてくれませんでした。
それどころか、お前は誰だ、どこの所属だ、何の権利があるのかと居直ってきます。
北部公園事務所に連絡して職員に来てもらいましたが、全く悪びれる様子もありませんでした。
この様な輩が時々現れます。 ルールは守る必要がないという意識の人とは話がかみ合いません。どうすればいいのでしょうか。
林縁は様々な生物の生息環境になっています。 生田緑地の園路沿いは、そんな林縁なのです。
彼が見ているものはある特別な植物で、それ以外のものを見ようとしていません。
私たちも、いつでも何処でも入っているわけではありません。 また、入るときには細心の注意を払って、可能な限り負荷を小さくする努力をしています。
そんな場所に、また犬の糞が放置されていました。
この日は2ヶ所で見つけてしまいました。 マナーの悪い愛犬家?がいます。 活動中に糞を踏みつけてしまい、家まで臭いを持ち帰ることになったこともあります。 どうしたら、こんなことに悩まされなくなるのでしょうか。

池にはアズマヒキガエルが8匹ほど集まっていました。 産卵は日曜日には始まっていたようです。


   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation