生田緑地ホタルの国

ホタル観察会
日時 2010/6/18(金)18:00〜19:00 雨
場所 旧北部公園事務所2階会議室
参加者 岩田臣生、岩田芳美、多摩区役所道路公園センター(山口)

雨のため誰も来ないと思ったのですが、取材したいという県立生田東高校の新聞委員会の土方くん、藤永くんが参加し、二人のための観察会となりました。
初めてのホタル観察会(2005年)は普通の観察会のように現地で開催したのですが、大勢の人が集まって大騒動となったことから、その後は他の場所で説明だけ済ませ、現地では自由に光の舞を楽しんでもらう形にてたという話から始めました。


ホタル・ガイド・ボランティア3日目
日時 2010/6/18(金)19:00〜21:00 曇後雨
場所 生田緑地の谷戸
参加者 岩田臣生、岩田芳美、石浜和義、川越 惇、斉藤昭三

雨が止んでいました。ホタル・ガイド・ボランティアは誰も来ないと思っていたら二人も来ていて、遅れて、もう一人参加しました。
それまで結構降っていましたので来園者は少なく、帰りに警備員に尋ねたところ50人程度とのことでした。
記念写真は、観察会に参加した二人も一緒に入ってもらいました。
この日の光り始めは早く、19:15頃から葉の上で明滅を始め、やがて飛び出しました。 その後、20時頃まで雨が止んでいたので、ホタルが木道の上に出てくるのを楽しんだ人も何人かいました。
ハンノキ林では優雅な飛翔発光を楽しめる時間帯がありましたが、ホタルの里の方では葉陰の暗いところで明滅しているものの、なかなか飛び出さず、20時頃やっと木道の上を飛んでいる光を見ることができました。
20時10分を過ぎたあたりで、また雨が降り出し、ホタルもバッタリ光らなくなりました。 来園者も帰って静かになりましたので、ホタル・ガイド・ボランティアも早めに引き上げました。
ホタルは、この日は全体で20匹が出現してくれました。

反省会
雨のため来園者が少なく、さびしかった。
人が少なくて良かったと言っている来園者がいた。
飛んでいる時間が限られていた。その場所で飛んでいるタイミングに、そこを通らないと殆どホタルに出会えないで終わってしまう。
あの時間帯、ハンノキ林〜湿地に12匹ぐらいが飛んでいた。
北の案内所のボランティアはもう少し短い時間で交替するようにして、ボランティアもホタルを楽しめるようにしましょう。
(来園者との会話を楽しみにしているボランティア)今日は来園者が少なくてさびしかった。


前回のメールマガジンで専修大学からの音と光に来園者が苦情を言っていたと書きましたが、 この件について、専修大学学生生活課に相談したところ、直ぐに対応してくださり、練習する学生に話してくれたようです。 この日は、練習の音も気にならない程度に抑えられており、ハンノキ林近くの外灯は消されていました。 しかも、来年は早めに日程等を連絡すれば対応してくださるとのことでした。 情報を伝える努力を惜しまなければ、適切に対応して戴けるということが分かりました。
専修大学と生田緑地のどちらかが我慢するという関係ではなく、どちらにとってもプラスの関係に発展してくれることを期待しています。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation