谷戸のヨシ刈りなど
 日時 2011/5/3(火)10:00〜15:00 曇、終了後雨
 場所 生田緑地 稲目谷戸ヨシ原〜下の田圃
 参加者 岩田臣生、岩田芳美、飯室健、金子文隆、小泉恵佑
  2007年2月に始めたヨシ原の管理も5年目になりました。
 住宅地に隣接している場所なので、境界から3〜5mの範囲は年2回程度は草刈りをするようにしています。
 その内側についてはヨシの地上部が枯れても、越冬する昆虫や潜り込む小型の野鳥のために、冬期はそのままにしています。
 そして、新しい芽が出始める春にヨシ刈りを1回行っています。今年は遅くなって 5月に入ってしまいました。
 当初は、ヨシの上を覆ったフジ、クズ、カナムグラ、カラスウリなどが汚らしく絡み合っていましたが、ヨシだけだと枯れても、景観要素として魅力的な存在になっています。
 2008年につくり始めた池も、漸く、池らしくなって、その水辺に在来の種が復活するということも起こっています。
 枯れたヨシは硬いので、厚手の大鎌を使って刈りました。
 
 ムクノキの花が咲いていました。
 
 
 また、池の中に出てきたヨシ、キショウブなどを根茎から抜き取る作業を行ない、溜まった泥の浚渫も行いました
 
 
 Yさんが畑に向かう途中らしく声をかけてきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ヨシ原の枯れたヨシの刈り取りを終えました。
 
 
 ハンノキの切株周りの草刈りも行いました。
このハンノキは萌芽更新を目指して2009年11月に伐採したもので、萌芽保護のための草刈りです。
周囲1m程度の範囲のカサスゲ、ヤエムグラ、ムラサキケマン、ハナニラ、ノイバラなどを刈りました。
 ハンノキの葉上にクロボシツツハムシがいました。 
 
 
 
 
 
  お昼になって、自宅に帰る途中のYさんが「すっかり綺麗になって、向う(Yさんの土地)が目立つようになった。」と言い出しました。
 お弁当を食べてから、Yさんの土地のヨシも刈り取ることにしました。
土地の所有はことなっても、生田緑地の谷戸の景観を構成している要素の一つです。
 私たちが谷戸に最初の田圃を再生した時にクワイ畑だったところは3年放置されて、だいぶ陸地化していました。
 
 
 
 
 
 
 
 
  続いて、木道を挟んで下の田圃の反対側に広がっていた枯れヨシも刈り取りました。
若い班員のパワーは大したものです。
ここまで、刈り取ることができました。
 
 
 
 下の田圃の周囲の枯れヨシは後日、私たちが刈り取ればいいと思います。
14:30になったところで活動を終えることにしました。 
 
 
 
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