生田緑地の谷戸の自然保全活動


環境省モニタリングサイト1000里地調査
人為的インパクト調査講習会が開催されました!

日時 2011/11/27(日) 9:30〜15:30 晴
場所 生田緑地 公園管理事務所会議室、稲目谷戸地区
講師 尾崎煙雄(千葉県立中央博物館学芸員・モニ1000里地調査検討委員)
講習会事務局(日本自然保護協会) 福田真由子、伊東邦泰、寒河江大亮
講習会参加者 海老沢秀夫(森林文化協会)
調査団からの参加者 岩田臣生、岩田芳美、大橋毅、金子文隆、小泉恵佑、佐藤登喜子、吉田多美枝

かわさき自然調査団は、モニタリングサイト1000里地調査に関して生田緑地での植物相調査、鳥類調査、哺乳類調査、ホタル調査、水環境調査と 人為的インパクト調査に参加しています。
このうちの人為的インパクト調査の講習会が生田緑地で開催されました。
人為的インパクト調査は5年毎に相関植生図を作成して、その変化を数量化し、これによって日本の里地里山の変化を捉えようとするものです。
この日の講習会の参加者は群馬県上ノ原地区の調査を担当している海老沢さん以外は調査団の団員でした。 また、講習会では概ね次のことが行われました。

1)千葉県中央博物館の尾崎学芸員から人為的インパクト調査の意味と方法についての講義を受けました。


2)生田緑地中央地区の稲目谷戸地区(ホタルの里のある谷戸)を対象にして、航空写真から森林、草地、耕作地などを区分けし、相関植生図を下書きしました。


3)実際に現地を歩いて確認しました。


4)確認した結果を踏まえて、相関植生図を清書しました。


5)各区分ごとに面積を計測する方法はいろいろあると思いますが、この日は日林協式点格子板を使った方法について教えて戴きました。

生田緑地での人為的インパクト調査は今冬行いたいと考えています。
今回の講習会に参加した人が実際の調査にも参加してくれそうな雰囲気でしたので楽しみです。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation