生田緑地の谷戸の自然保全活動




ハンノキ林南〜ピクニック広場下のアズマネザサ刈り
日時 2012/12/7(金) 10:00〜14:30 晴、10℃
場所 生田緑地 ハンノキ林南〜ピクニック広場下
参加者 岩田臣生、岩田芳美、金子文隆、鈴木潤三

上の田圃
公園管理事務所の人が田圃用に集めておいてくれた落葉を田圃に入れました。

里山の自然学校で使ったイネワラの残りなども、1カゴ分を刈込鋏で刻んで田圃に入れました。 イネワラや籾殻、落葉など、今月は谷戸へ降りる度に運んで田圃に入れていくことになります。


ハンノキ林南地区〜ピクニック広場下地区の園路沿い
今日の活動は、ハンノキ林南地区からピクニック広場下までの範囲の園路沿いの巾刈りです。 ハンノキ林南のデッキに戻ったところで、生田緑地観察会の下見をしていた昆虫班の野澤さんに出会いました。 この日はフユシャク♂が多数飛んでいました。

活動は、まだ種子の残っているイノコヅチなどは野鳥のために残して、アズマネザサなどの下草刈りを行いました。


ハンノキ林南地区
ハンノキ林南地区の斜面の下草刈りも行いました。 長柄の鎌でザクザク刈っていくと、ヤブコウジやタマノカンアオイが現れました。 様々な樹木の実生も伸びていましたが、高さ10〜30cm程度で刈らせてもらいました。 ただ、オオカモメヅルが特徴的な形の実をつけていたので、これが巻き付いているものは伐れませんでした。
この斜面の下辺りから湧水が滲み出していて、ミヤマシラスゲが繁茂し、足を入れると泥に潜る状態になっています。
周囲の木々の梢にシジュウカラ、エナガ、コゲラの混群が来て、のんびり眺めていたくなる時間もありました。

オオカモメヅルの実

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation