田圃の施肥、アメリカザリガニ駆除

日時 2013/7/16(火)10:00〜13:00 
場所 生田緑地ハンノキ林〜下の田圃
参加者 岩田臣生、岩田芳美

猛烈な暑さがおさまったので、田圃の追肥とアメリカザリガニ駆除のため谷戸に降りました。
ピクニック広場の草地はツリフネソウが優占しつつあります。

園路わきのヤマグワの葉上にキボシカミキリがいました。
キボシカミキリの本来の自然分布は、伊豆諸島(三宅島・御蔵島)、対馬、琉球列島、台湾、中国、韓国で、関東地方のものは移入種のようです。 1930年頃に東京で、1942年に神奈川県逗子で初記録されています。
生田緑地では今頃から、ヤマグワの幼木の葉上でよく見かけるようになります。


ハンノキ林の林床にアキノタムラソウの花が見られるようになりました。
「アキノ」というのに夏に咲いています。東アジアの温帯〜暖帯に広く分布する多年草ですが、学名は Salvia japonica です。

谷戸の湧水量は減っていて、涸れている流れもあります。
上の田圃の下の段はひび割れしています。 しかも、コナギ、チョウジタデ、アゼナ、イヌビエなどが広がっています。


田圃のアメリカザリガニは小さなものが大部分ですが、100匹を駆除しました。

ハンノキ林上の池でもアメリカザリガニを採集し、これをアナゴカゴに仕掛けました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation