生田緑地の谷戸の自然保全活動



ヨシ原の池の管理、カナムグラ駆除
日時 2013/8/2(金) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地ヨシ原
参加者 岩田臣生、岩田芳美、城本法子、鈴木潤三

ヨシ原はカサスゲやヨシが勢いよく繁茂していて、池がすっかり覆われてしまいました。
アメリカザリガニの駆除が必要と思われるものの、トラップが使えない程の状態になっていました。
そこで、池の中に侵出しているヨシやキショウブを取り除くことにしました。
とは言え、この暑さの中、ウエイダーを履く気にはなれません。 池の周囲のヨシなどの草を刈り、作業スペースを確保してから、長柄の鎌などを使って、根茎を切って、できるだけ根も一緒に取り除くことにしました。
ヨシの上にクズが広がっている所もありました。 キショウブが広がっている所もありました。 泥が溜まっていました。 それでも長靴では入れません。
作業しながら採集できたアメリカザリガニは30匹程でした。


田圃の稲は元気ですが、花穂はまだ出てきません。


ノカンゾウが花盛りになっています。
ノカンゾウ

ヨシ原は鬱蒼とした叢状態でした。






水面は開放しましたが、泥上げは殆んどできませんでした。 泥をあげて、もう少し水深を確保しないと生物の生息環境としては適しません。 しかし、暑さの中の作業は2時間が限度です。 後は次回以降に行うことにしました。




谷戸の自然探勝路わきには、ダイミョウセセリがいました。
ダイミョウセセリ
オオミゾソバの葉上にキタテハがいました。
キタテハ

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation