生田緑地の谷戸の保全活動

モニ1000 中大型哺乳類調査定点カメラ回収
日時 2013/9/8(日) 13:00〜14:00 曇
場所 生田緑地 
参加 岩田臣生

8月期の哺乳類調査は8月5日に設置しましたので 34日間の調査でした。
撮影された哺乳類は次の4種でした。
  タヌキ( 0.5784枚/日)
  ハクビシン( 0.2745枚/日)
  ネコ( 0.1275枚/日)
  アナグマ( 0.0098枚/日)

撮影枚数だけで見るとタヌキの枚数が際立って多いのですが、健康な体格の大きな個体や家族連れは皆無でした。 疥癬が流行して、健康なタヌキが一度消えてしまった後に、少しずつ回復しつつある途中といった状態に思えます。
撮影頻度が高かったのは、狭い範囲で活動している体の弱い個体が当該ルートを通行しているためではないかと勝手に想像しています。

今回興味深いのは、同じ地点で、柿を銜えているタヌキが7回も撮影されたことです。
当該タヌキが来る方向に思い当たる柿の木がありません。 何処から採って来たのか、興味が湧きませんか。


もう一つは、アナグマが撮影されたことです。 撮影頻度が低いので、なかなか生活を想像できないのですが、健康そうな個体が撮影されました。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation