生田緑地の谷戸の自然保全活動


上の田圃の手入れとその上の草地の草刈り
日時 2013/11/8(金) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 上の田圃、その上の草地
参加者 岩田臣生、岩田芳美、木坂陽子、鈴木潤三

上の田圃の水路の泥上げと畦の補修を行いました。
水路にはミヤマシラスゲが繁茂しているので、これを取り除き、泥上げをしました。
田圃の方は、畦を造り直すつもりで、水際の植物を取り除き、アメリカザリガニの穴を壊し、畦際の泥を畦の上に積み上げ、すっかり潰れていた所には枯れたミヤマシラスゲを敷いた上に泥を積んでいきました。
作業中に見つけたアメリカザリガニはその場で駆除しました。
水中に入れてあったイネワラの中には、マメゲンゴロウが潜り込んでいました。






田圃と梅畑の間の草地は、所々にヤマグワが生えているので、草刈りといっても、桑切鎌、長柄の鎌、枝切鋏を使い分けて行いました。
一様に刈っていいと思ったのですが、イノコズチなどは残しながらの草刈りでした。







田圃の方は作業途中でしたが、これは下の田圃まで終えるには、まだまだ3〜4日はかかる作業なので、この日の活動は12時を過ぎたところで止めました。






久しぶりに、集合写真を撮りました。


帰り道、園路脇のアカメガシワにちょっと変わった姿の昆虫を見つけました。
帰宅後、調べてみるとツマグロスケバだったようです。
このツマグロスケバは川崎市内未記録種でした。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation