生田緑地の谷戸の自然保全活動
<モニ1000>水環境調査



モニ1000) 水環境調査
日時 2014/2/24(月) 9:50〜12:30 曇
場所 生田緑地稲目谷戸
参加者 岩田臣生

まだ雪の残る谷戸の水環境調査を行いました。
月曜日とあって、来園者が少なく、静かです。 田圃の畔のツルマメが繁茂していた辺りにアオジがいましたが、落着きがありません。

K ヨシ原の池 
湛水状態にありますが、僅かに濁っていました。 透視度は55cmでした。
ヨシは雪のためか、茂みをつくっていません。


B 谷戸末端の階段下の水流
流量は0.847L/secと多くなっています。
野鳥の群れが梢を渡っていきました。「フィフィフィフィ...」という声が聞こえました。

A 下の田圃裏の水流
水流にはカワニナが10ケ程いました。それも活動しています。
隣地から竹が倒れ掛かってきています。 これも雪によるものです。 これらは除伐させてもらおうと思います。





H 上の田圃への導水路
上の田圃の辺りの雪は消えています。


G 湿地3段目の池
竹林側からの水が止まっていました。 途中で伏流していましたので、応急的に孔を塞ぎました。
ハンノキ林の雄花が花粉を撒き散らし、雌花が受粉態勢にあります。




C ハンノキ林上の池
水底は見えていたのですが、透視度は80cmでした。
泥も溜まったので、今年は泥上げをした方が良さそうです。


中央広場の上空にトビが飛んでいました。




2014年2月24日 調査結果
調査地点 開始時刻終了時刻 気温℃水温℃ 透視度cmPH 流量 L/sec.
K(ヨシ原の池) 10:0410:18 5.05.0 556.8 BTB
B(中央水路末端) 10:1910:30 5.05.3 1007.1 BTB 0.847
A(下の田圃裏) 10:3810:51 6.57.0 1006.6 BTB 0.316
H(上の田圃への導水路) 10:5611:05 5.57.0 1007.1 BTB 0.252
G(湿地再生地の池) 11:1011:21 6.08.0 1007.0 BTB
C(ハンノキ林上の池) 11:4612:00 6.08.0 807.0 BTB




生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation