生田緑地の谷戸の自然保全活動



植物保護のためのアズマネザサ刈り
日時 2014/12/4(木) 10:00〜12:30 曇
場所 生田緑地 芝生広場
参加者 岩田臣生、木坂陽子、鈴木潤三、細川洋子

多摩丘陵在来の自生種は都市的圧力によって少しずつ減り、やがて消えていく運命にあるかも知れません。 人が手を貸して、意識的に保護することも必要な情況になっていると思います。
芝生広場は北部公園事務所が管理していた頃から、柵内の全域について、夏期に1回程度の草刈りを機械で行っていました。
それでも下の方の柵に近い所には、多摩丘陵の自生種といえる植物が少しながら花を咲かせていました。
指定管理者の管理になってから、柵の内側、柵に近い部分については草刈の対象から外していただきました。 当然のことながら、その部分にはアズマネザサが生えてきますので、これは刈っておかなければなりません。 細かい選択的な下草刈りになりますので、私たちが年1回程度、行うことにしました。
この日は、この選択的下草刈りの活動を行いました。
この部分のアズマネザサは弱っているのか、細くて小さいのですが、既に点々と発芽している小さな植物を保護しながらの作業は余り楽しいものではありません。 沢山増えて、一斉に開花している情景を想像して続けましたが、大した面積ではないのに時間がかかりました。
芝生広場の紅葉は終わっていたせいか、歩いている来園者も少ない寒々しい日でした。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation