生田緑地の谷戸の自然保全活動



湿地の水辺管理、ピクニック広場下地区のキヅタ剥ぎ
日時 2015/3/12(木) 10:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 湿地、ピクニック広場下地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、富内雅美

ピクニック広場下地区のキヅタ剥ぎ
園路沿いからピクニック広場下の草地にかけて、蔓延っていたキヅタを剥ぎ取る活動を行いました。


湿地の水辺管理
湿地1段目と2段目の間に土嚢で堰をつくりました。 1段目に田圃状の浅い水域を広げるためです。
10年前に水路を掘ろうとした時は、ヤマグワの根が縦横に絡み合っていて、スコップでは歯が立ちませんでしたが、今では邪魔をする根は非常に少なくなりました。
この日の水流の流量は降雨の影響で多くなっていたため、堰き止めて間もなく、小さいながらも水面が広がりました。


また、ここ数年、毎年泥上げをしている水域についても、泥上げを進めました。
水流を流れてくる土砂量は多くて、年1回の泥上げは欠かせません。
ここを田圃として耕作していた時も、こんなに土砂が流れ込んでいたのでしょうか。


合流して休憩しました。


後半は一緒に活動しました。

エナガが2羽、湿地の上に張り出した枝先に来て、膨らみかけた冬芽を突いていました。 雑木林からはウグイスの鳴き声が聞こえるようになりました。

湿地の中に枯れ残っていたヨシを鎌で刈り取るのは大変な事だったようです。 長靴が抜けなくなり、身動きできない事態にもなりました。
3〜4月は田圃や湿地での活動が多くなります。 長靴での歩き方を体で覚えないと水田ビオトープ班では活動できません。


帰り道のハンノキ林では、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラの混群に出会いました。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation