生田緑地ホタルの国



ホタル・ガイド・ボランティア 9日目(最終日)

日時 2016/6/26(日) 19:00〜21:00 薄曇 25℃〜22℃
場所 生田緑地ホタルの国 
参加者 岩田臣生(調査団)、岩田芳美(調査団)、斎藤昭三、佐々木キヨ子、政野祐一(調査団)、両角亮子(資生堂)、鈴木義裕

ホタルの国の第9日目(最終日)のボランティアは 7人でした。
入国者は 1200人でした。
ピーク時の出現数は 20 でした。
今年のホタルの季節は終わりです。


●ホタルが19:35を過ぎても飛んでくれないので、どうしたのかと不安になった。
●芝生広場方向から入国しようとしている人が懐中電灯を光らせているのが見えたので、駆け付けたら、数人が既に入ってしまい注意できなかったが、ボーイスカウトの一団とそれに続いていた数組を止めることができた。
 ここからの入国は禁止しているので戻るように告げたが、どうしても、言う事を聞いてくれなかった。
 枡形山からホタルの国への案内看板に従って来たので、注意される覚えは無いと言い張るのだが、そんな看板は設置していないと言っても、それでは一緒に来て見ろと態度でかく言うだけであった。
 道標の「ホタルの里」と「ホタルの国」を混同しているのだろうということは直ぐに分かったが、それでも、「ホタルの里」も「ホタルの国」も同じことだろうと言い張り、私たちのせいで、この道を来たのであるから、黙って入れろと、無茶苦茶な論理を主張するだけであった。
 枡形山から真っ直ぐホタルの国北口に向かうか、或はホタルの国南口に向かうのが、小さな子どもたちを引率する者の常識ある行動だと思う。
 枡形山から戸隠不動口に下りる途中で、わざわざ、危険な長い階段を城山下谷戸に降りて、芝生広場を経由して、通行止めにしてある所からホタルの国に入ろうとしたようである。
 この自然探勝路を生田緑地になれていない人が夜間、通行するためには、懐中電灯が必要です。ホタルの国に安全に入国しようという気持ちが無い団体であるとしか思えない。
 この芝生広場経由で入るために歩く際に使った懐中電灯の光は、田圃付近でホタルを観賞している人たちの目に直接入ることになり、非常に不愉快な思いを大勢の観賞者に与えるのである。
 ボーイスカウトというのは、守るべきことを守らず、周囲の人に迷惑をかけても、自分たちのやりたいことを押し通し、その問答している姿をボーイスカウトに参加している子どもたちに見せて、体験学習させる団体なのだろうか。
 ボーイスカウトの目的には「社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、かつ、誠実、勇気、自信及び国際愛と人道主義をは握し、実践できるよう教育する」ことをもって目的とするこのような社会正義を貫く人を育てる教育、自然を守る優しい心を育てる教育とは無縁の団体だったようです。
 大声を張り上げて、屁理屈をこねて、子どもをだしにして、どうしても入ろうとする無法な団体であった。
 時間も取られ、強引に引き返させれば、また懐中電灯を使って、下でホタルを観賞している人に迷惑をかけることになるので、それ以上の話し合いは無駄と判断し、入れた。
●光る靴は底全面が光るようなものになってきていて靴をすっぽり包まないと光を出せないようにできない。
●懐中電灯を使っている人がいたので注意した。
●最後の最後に、南案内所に出てきてくれたホタルがいて、もう出会えないかなと言いながら集まっていた人たちを楽しませてくれた。
●今日は観賞者が多かったが、マナーの悪い人も多かった。スマホ、カメラなど。
●観賞者が多いのに、飛んでくれたホタルは少なかったためか、柿の木の辺りの階段で通行できない状態が発生した。
 このため、外を回って駐車場に戻れないのかと訴えてきた人がいた。
●少ないホタルに人が群がるので、通行できない場所がいくつも発生した。
●何回も観に来ている人が多かった。
●明滅している時間が非常に短かった。
●たった1頭のホタルに何人もの人が見とれている光景が、あちこちであった。
●シーズン終わりが出現数20というのは、特別少ないということではないが、土曜日なみの入国者というのは、ホタルの国に異常な状態をもたらしていた。

生田緑地の谷戸の自然保全活動のメインページへ

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation