生田緑地の生物多様性保全活動、

ヨシ原の池の泥上げ、ヨシ刈り、セリバヒエンソウ駆除

日時 2017/5/11(木) 10:00~13:00 晴
場所 生田緑地 ヨシ原地区~下の田圃地区~上の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美

ヨシ原地区
池の部分のヨシを刈り、泥上げを行いました。


ヨシ原~下の田圃地区
木道沿いに伸び始めたヨシを刈りました。
今年は、木道の両側を低茎草地として、主に、オオミゾソバ、ツリフネソウの帯をつくってみようと考えています。
ヨシ刈りを終えてみると、田圃とは反対側、木道と水路の間にはノイバラが蔓延っていて、ヤマグワもありました。
今回はヨシだけを考えていたので薄い刃の鎌だけしか用意していませんでした。
この部分は、改めて、低木刈りをして、余裕があれば、攪乱もしておきたいと思います。
下の田圃には、クロスジギンヤンマが来ていました。


上の田圃地区
上の田圃周辺には、ヨシやススキが伸び始めていましたので、これらを刈りました。
ミヤマシラスゲの生育範囲は広がっているようです。
田圃には、シオヤトンボに加えて、シオカラトンボも飛んでいました。
アズマヒキガエル幼生は手足が生えたものも見られるので、上陸もしていると思いますが、まだ多数のオタマジャクシが泳いでいます。
シュレーゲルアオガエルの卵もあったらしいので、間もなく、このオタマジャクシも見られるようになるでしょう。
時々、ナガサキアゲハが飛んでいました。
ベニカミキリも、飛んでいました。


セリバヒエンソウ駆除
取っても取っても現れるセリバヒエンソウの駆除も続けました。


上の田圃周辺には、アメリカフウロが咲いていました。
なかなか駆除仕切れませんが、ここでは、セリバヒエンソウのように広がる様子は見られません。

帰り道、タツナミソウとオカタツナミソウが咲いていました。

ハンショウヅルの花が開いていました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation