生田緑地の生物多様性保全活動、

萌芽更新地区 A06-1b 伐倒後の樹木の伐り直し

日時 2017/12/19(火) 11:00〜13:00 晴
場所 生田緑地 萌芽更新地区(A06-1b)
参加者 岩田臣生、岩田芳美

12/16(土)の里山倶楽部Bの活動で伐倒した樹木の伐り直しを行いました。
萌芽更新地区の下の園路に近い所から始めました。
当日も真っ先に伐倒した樹木、木質は柔らかく、ミズキだと思いました。
長直径は 26 cm、樹齢 13 年、カントリーヘッジの支柱の中にありました。
1998 年の伐採後、6 年ぐらい経って、カントリーヘッジの中から発芽したものと思われます。


次に、今回、最も太かった樹木の伐り直しを行いました。
長直径 32 cm、樹齢 21 年のミズキ?でした。
材は柔らかく、これだけの直径にも関わらず、40 分で伐ることができました。
見た感じが細かったのは、断面が正円でなかったためのようです。


次は、クヌギで、直径 18.5 cm、樹齢 23 年でした。
1998 年の伐採時に補植された 3 年ものの苗木だったようです。


次も、クヌギで、直径 16 cm、樹齢 23 年と読みました。


もっと伐倒したと思っていましたが、見つかりませんでした。
確か、初めにゴンズイを伐採していたはずだと思って探したら、地上 20 cmもない低い位置で伐採されている伐り株がありました。
少し乱暴に伐倒してしまったようで、中心部がひび割れていました。
里山倶楽部Bでは、できるだけ高い位置で伐るように指示しましたが、指示を守れない参加者がいたようです。


いつの間にか、トホシテントウ幼虫がリュックの上にいました。


アズマネザサ刈りも行いました。


晴天に恵まれた生田緑地には、自然観察をするグループが多く、萌芽更新地区下の園路を通るグループもいました。
「これは何の実ですか。」と同行ガイドに尋ねますが、答えられないようでした。
里山倶楽部Bで伐採したゴンズイの実が園路上に散乱したので、ゴンズイの実の事だとは分かるのですが、ガイドに恥をかかせるわけにもいかず黙って聞いていました。

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