生田緑地の生物多様性保全活動、

ピクニック広場(A05)のアズマネザサ、枯草刈り

日時 2017/12/21(木) 10:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 ピクニック広場(A05-01, 02, 03)
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、細川洋子

谷戸に降りる階段の手摺で、フユシャク♀に出会える季節になりました。


年末の恒例になったピクニック広場の草刈りを行いました。
A05-01, 02 (ピクニック広場 A05 の管理活動の経過は こちら です。)
現在、チョウの吸蜜源となる花が咲く草地を目指して管理していますが、北向きの谷頭凹地という条件下のためか、賑やかな花々は余り見られません。
それでも、2016年春からアオイスミレが咲くようになりましたし、多様な在来の植物が繁茂して、里山の自然学校では、生物との出会いを楽しめる場所になっています。
この日は、ジャノヒゲが青い実をつけていました。


A05-03
ピクニック広場の東側にある谷戸に降りる階段の山側斜面にはハンショウヅルがあるので、ハンショウヅルを刈らないように注意しながらアズマネザサを刈っています。
ハンショウヅルの花は前年に伸びた茎に咲くためです。
今回の活動で、ハンショウヅルが絡みつけるものを用意してあげるべきだと思いました。
ウグイスカグラをはじめ、様々な植物が発芽していましたが、観察会利用という視点からの管理を行いました。
狭い急斜面にも関わらず、落葉は溜まっていたので、これは萌芽更新地区下の落葉溜めに運びました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation