生田緑地の生物多様性保全

ハンノキ林地区のアズマネザサ刈り(続)

日時 2019/2/21(木) 10:00〜13:00 曇
場所 生田緑地 ハンノキ林地区 A07
参加者 岩田臣生、岩田芳美、田村成美、細川洋子

今回は先ず田圃の様子を見に行きましたが、まだ、アズマヒキガエルは来ていませんでした。
排水堰から水は溢れ出ていませんでしたので、調べて、直径 5 cmほどの穴を見つけて塞ぎましたが、水の流入量は少ないので、水位が上がってくれるかは分かりません。
ナニワズが咲きかけていました。
近くの斜面からコナラの大木が倒れていました。
昨年秋の台風で倒れたものだと思いますが、根本部が腐っていたようです。
これは、このまま放置して、腐らせても良いと思いました。


この日の活動はハンノキ林地区 A07 のアズマネザサ刈りにしました。
@A07-09 の木道沿い

AA07-06 の続き
林床にはオモトの赤い実や、ジャノヒゲの青い実が見られました。

BA07-01, 02 に接する東側のコナラ林の尾根先端部
ここは長い間、手入れを怠ってしまったようです。
アズマネザサは大きくなっており、その茂みの中に様々な実生や萌芽枝が育っていました。
境界部の少し山側に、ヤマコウバシが 1 本あり、更に少し上に上ったところにも、1 mほどの稚樹が育っていました。
斜面の林床には、カシワバハグマが冠毛のついた実を多数、見せていました。
また、ツルグミの稚樹も多数あるようで、アズマネザサに絡みついていて、アズマネザサ刈りの邪魔をしてくれました。

   かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for nature Research and Conservation