生田緑地の生物多様性保全活動


谷戸の水辺保全と稲刈り準備(泥上げ、草刈りなど)
日時:2022/9/15(木) 10:00〜12:30
場所 生田緑地 湿地地区、上の田圃地区、下の田圃地区
参加者 岩田臣生、岩田芳美、鈴木潤三、田村成美、伊澤高行、井口 実

(湿地地区)
一昨日(9/13)に水漏れ補修の活動を行っていましたが、湿地地区の水の状態観察と点検補修は欠かせません。
少し、手を入れて、地区全域に水面があることを確認できました。

(上の田圃地区のオダ場)
前々日の9/13(火)に、オダを隠すように繁茂していたカナムグラなどを刈って、今年はオダを交換しなくても間に合いそうだということを確認しましたので、モウソウチクの伐り出しは行いませんでした。
稲刈り時の活動に支障の無いように、オダ周辺の草刈りを行いました。




活動中に、繁みにいたクロコノマチョウが飛び出して、別の茂みに隠れました。


(上の田圃の畦の草刈り代わりの泥上げ)
私たちが 2005年、2006年に再生した田圃は、生きもののための田圃なので、周囲には様々な草が繁茂しています。
里山の自然学校の子どもたちが裸足で稲刈りを行うために、畦上の草を踏み潰して、その上に、田圃の泥を重石として載せる活動を行いました。
この泥上げは、畦をつくる活動でもあるので、始めの頃は頻繁に行っていました。




ミソハギが咲いていました。


(上の田圃上の水路)
田圃上の水路は、春は田圃に入る水を温める場であり、夏は生きものにとって高水温の田圃からの逃げ場となる場所です。
岸辺は、8/28(日)の里山の自然学校<夏の里山>の時に、草刈りを行っていましたが、水路内にはミゾソバなどの草が繁っていました。
稲刈り時には、できるだけ水を落としますので、若しかすると、ここに避難する生きものがいるかも知れません。
例年は、稲刈り後の田圃の改修時に、深く掘り直しを行っています。





(田圃下草地のカナムグラ刈り)
今夏は、猛暑のため、カナムグラ刈りを、少し怠っていましたので、ツリフネソウの花に負けてたまるかとばかりに、カナムグラが繁茂して、雄花が花粉を撒き始めていました。
この日は、参加者が多かったので、少し余った時間に、少しだけカナムグラ刈りを行いました。


(下の田圃)
田植え後の下の田圃は殆ど放置状態のため、畦の上は草茫々でした。
この日は、上の田圃と同じように、泥上げを行いました。




シオカラトンボが産卵していました。


(下の田圃の上側のヨシ刈り)
下の田圃上のヨシの茂みの上にカナムグラが繁茂し、木道側に倒れかかっていましたので、茂みの縁辺部のヨシを刈りました。


ヨシに絡みついていたツルマメが開花していました。


(梅の木広場で休憩)
キンミズヒキが咲き誇る梅の木広場で休憩して、この日の活動を終えました。

クモの団居(まどい)が見られました。

ユウガギクも咲いていました。


参加者が多かったので、5日くらいかかる活動を1日、それも昼には終わらせることができました。
来週の台風が心配ですが、イネが倒れても、起こしてやれば、直ぐに稲刈りです。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation