生田緑地の生物多様性保全活動


城山下谷戸生物保護区の水場保全
日時:2023/2/14(火) 10:00〜12:30 曇
場所 生田緑地 城山下谷戸生物保護区
参加者 岩田臣生

ピクニック広場東階段の補修工事が始まりました。
先週火曜日に、あちこちの状態を調べて回った時に、城山下谷戸生物保護区の水場が水涸れを起こしていることが分かりましたので、この水場を大型の野鳥が利用できるようにする活動を行うことにしました。
整備事務所裏の尾根道を降りれば良いので、工事現場を通る必要がありません。
城山下谷戸へ降りる途中の園路沿いに、ツノハシバミが雄花をつけていました。


城山下谷戸に降りたら、育てていたアブラチャンの小さな花芽が分かるようになっていました。
生物保護区に入ったら、ヤブからヤブに、野鳥が飛び移って逃げていました。
先週の雨量は多かったようで、辺りは、しっとりと湿っていました。

湿地の中に小さな水流をつくるようにしていた辺りには、数珠状に水溜まりを確認できました。
末端部の水溜まりの泥上げをして、水深を確保し、利用し易いように、太めの落枝を配置しました。


目的の水場保全を終えて、湿地の上の方に向かって、連続する小さな水溜まりの泥上げも行いました。
辺りに、ゲ、ゲ、・・・という野鳥の声が響き始めたので、何だろうと思って、声のする方を探しました。
水場保全で、水際に置いた落枝の上に、ルリビタキ(メス)がいました。
活動した場所に現れてくれるのは、本当に嬉しくて、暫し、眺めてしまいました。



降雨による水があったので、作業は容易に進みましたので、湿地周囲の落枝の片付け、アズマネザサ刈りなども行いました。


湿地の東側の太いアズマネザサを刈って、広げた草地には、アズマネザサは疎らになって、細い実生が沢山育っていて、新たな樹林が形成されそうです。
湿地から出た所にも、水溜まりをつくっていこうと考えていましたが、水がしみ込みやすい土壌なのか、水溜まりはなかなかできません。
落枝は、落枝ダムを意識して、カントリーヘッジになるように、積んでおきました。

ヤブランが黒い実をつけていました。

ルリビタキが出て来てくれただけで嬉しく、気分よく、活動を終えることができました。


かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation