生田緑地の生物多様性保全活動


籾摺り、谷戸の観察など  
日時:2023/10/17(火) 9:00〜12:30 晴
場所 生田緑地 生田緑地整備事務所裏、湿地地区〜上の田圃〜下の田圃
参加者 岩田臣生

4月に種籾を購入して、浸種、都会のマンションのベランダでの播種、苗づくり、里山の自然学校としての田植え 5/28(日)、稲刈り 9/24(日)、脱穀 10/1(日)によって収穫・選別された籾を、 またまたマンションのベランダで2回干していました。
それを、生田緑地整備事務所裏に運んで、倉庫から籾摺り機を引き出して、籾摺りを行いました。
里山の自然学校の脱穀・選別は、選別が不充分なので、茎についたままの籾や葉までが混ざった状態でしたので、度々機械が詰まって動かなくなり、籾の量のわりに時間がかかりました。


籾摺りを終えてから、谷戸に降りました。
10/15(日)の生田緑地観察会は、ツリフネソウやミゾソバが咲く谷戸の秋を案内するつもりでしたが、雨天のため中止になりました。
そこで、一人で、ゆっくり観察しておきたいと思いました。
ピクニック広場周辺には、サクラタデ、オニドコロ、ヤブタバコ、アザミなどが咲いていました。




10/15(日)の降雨のおかげで、ハンノキ林上の池の水は澄んでいました。
ハンノキ林林床のノダケの周りをオオスズメバチが飛んでいました。
草本層〜低木層が繁茂してきたので、伐採して、水流の泥上げを行っておきたいと思いました。

降雨後なので、気になった湿地地区は、導水路部に水漏れは無いようでした。

上の田圃への導水路は、木道下を抜ける所で溢水を起こしていましたので、溜まっていた落葉を取り除きました。
上の田圃周辺には、マユタテアカネが群れていて、ニホンカナヘビ、クロコノマチョウなどにも出会いました。



田圃の畦では、突然、シマヘビに出会いました。
アオダイショウが頻繁に現れるようになったら、シマヘビに出会えなくなっていたので、これも嬉しくしてくれました。
越冬場所を探していたのでしょうか。


下の田圃地区は、木道の両側に、オオミゾソバが繁茂して、開花していました。
この辺りは、オオミゾソバとツリフネソウが競い合っている場所ですが、今年は、オオミゾソバが勝ったようです。

今年は、下の田圃でも、マユタテアカネが観察されます。

ミゾソバの花には、様々な昆虫が飛来していました。
今年収穫した籾の中には、あまり蛹がありませんでしたが、イチモンジセセリ成虫が吸蜜していました。

綺麗な翅のキタテハ、テングチョウなどは、これから越冬する個体でしょうか。



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