ハンノキ林の水辺保全など 日時:2024/11/26(火) 9:00〜12:00 活動参加:岩田臣生 場所:生田緑地 ハンノキ林 先週、11/19(火)に、ハンノキ林上の池からハンノキ林に導いていた水路の泥上げをやりかけましたが、半分までしか済ませられませんでした。 そこで、今回は続きの泥上げを行い、ハンノキ林(A07)の(01)から(02)にかけての水辺の点検・保全活動を行なうことにしました。 ハンノキ林上の池に近い辺りは、モミジイチゴが繁茂していて、細いながら、棘が刺さるので、アズマネザサ刈りも容易ではありませんでした。 今年は、何故か、至る所で、クサギの実生が育っているので、これも刈り取りました。 2009年1月に、ハンノキ林林床を湿地に戻すために掘った水溜まりの辺りにはミヤマシラスゲが繁茂していることは分かっていましたが、 そこまでの水路を確保したいと思いながら、泥上げを進めました。 ミヤマシラスゲに占領されていましたが、水溜まりは消えていませんでした。 水路の水は消えていても、土中に浸みこんだ水が水溜まりまで届いていたのかも知れません。 ミヤマシラスゲの茂みを少し刈って、根元付近の状態を調べたら、今年発芽したばかりのハンノキが6本見つかりました。 水溜まりの南側の岸辺近くでした。 ハンノキ林保全にとって、嬉しい効果です。 この水溜まりの岸辺のミヤマシラスゲを更に刈って、岸辺の地面を調べたところ、保護したい植物が見つかりました。 ミヤマシラスゲに覆われていたので、大きく育つことができなかったようで、小さい個体でした。 こういうことがあるので、今後、更に、繁茂したミヤマシラスゲの根元付近を調べた方が良さそうです。 ハンノキ林周囲の紅葉は、少しずつ進んできました。 この日は、ここまでで、活動を終わりにして帰りました。 |
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