下の田圃裏水流の泥上げ 日時:2024/12/17(火) 9:00〜12:00 活動参加:岩田臣生 場所:生田緑地 下の田圃地区 今回は、下の田圃地区の水辺保全を行うつもりで、脱穀時にイネワラなどを入れておいた背負い籠に、ウエーダーも入れて、谷戸に降りました。 谷戸の草の上には、白く霜が降りていました。 ここまで冷えてくれば、スズメバチを気にすることなく、安心して、ピクニック広場下の草刈りもできると思いました。 ハンノキ林下では、シオデの実が干しブドウのようになっていました。 湿地地区のハンノキは3本を伐採しましたが、木道から湿地地区を見ると、更に、伐採した方が良い樹木があると感じました。 梅ノ木広場の草刈りもした方が良さそうです。 上の田圃は、外周の溝には水がありましたが、湛水と言える状態ではありませんでした。 背負い籠で運んできたイネワラを田圃に入れました。 田圃下草地の水溜まりは消えていて、小さな野鳥が枯草の茂みに出入りしていました。 下の田圃は枯れた雑草に覆われて、水面は見えませんでした。 下の田圃裏の水流は流れていましたが、枯れヨシ、アズマネザサ、枯れタケなどに被われていましたので、 まず、これらを刈り取り、泥上げを行なえるようにしました。 畔は湿地状態になっていたので、これらの材は畔に積みました。 水流が田圃に入る辺りの枯れヨシを刈ってから、上流に向かって、泥上げを始めました。 泥は畔に積みましたが、畔が湿地状態で足が潜ってしまうので、水流の中に入った状態で、少しずつ、上流に移動しながら、泥上げを行いました。 ここ数年、泥上げを行っていなかったことは、泥の量が物語っていました。 経験的には、30分で済む活動だと思ったのですが、実に、2時間掛かりました。 途中には、1m超に育ったマンリョウが真紅の実をつけていました。 黄色い実をつけたセンリョウがありました。 この日の泥上げを済ませて、出てきた所はヨシの茂みをやっと抜けた所でした。 木道からは、全く見えない場所の活動でした。 帰りのハンノキ林では、背景のコナラの黄葉が鮮やかに輝いていました。 ピクニック広場下付近では、今年もセンダンの実が陽光を浴びていました。 ピクニック広場東では、メグスリノキの紅葉に陽光が当たって、明るくなりました。 この紅葉の奥に見えるサルノコシカケは、ナラ枯れの大木に生えています。 このナラ枯れ大木は、階段の上方にあるので、早目に伐採した方が良いと思いました。 |
かわさき自然調査団の活動
特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation