谷戸の水辺保全など 日 時)7月3日(火) 8:40〜11:30 晴 場 所)生田緑地 湿地地区、上の田圃、城山下谷戸合流部 活動者)岩田臣生、田村成美、鈴木潤三(10:10〜) 暑い日が続いているので、活動を休みたいと思いますが、だからこそ、水涸れの点検が必要だと思います。 ハンノキ林西の池の水はありました。 湿地地区は、ハンノキ林からの流れを受ける水路に、サワガニの穴が並んでいて、その部分を過ぎた所で、水は涸れていました。 仕方なく、水漏れを補修して、流れを見ましたが、流量が少ないため、なかなか水面は広がりません。 ![]() 2段目の水溜まりは、大部分が干上がっていましたが、植物は強いので、この程度の水涸れは問題ないと思いました。 竹林下谷戸からの水流が、この水溜まりに届くように、泥上げ調整しておいて、上の田圃に移動しました。 ![]() 上の田圃は、下の段の水が少し減っていましたが、対応は次回、考えることにしました。 城山下谷戸合流部の湿地づくりの続きを行います。 今回はそのつもりで、スコップを持って、谷戸に降りました。 合流部では、まず、谷戸右岸水流の屈曲部に落枝ダムをつくって、流れの緩い、水深のある水域づくりをしているので、その状態の観察を行いました。 この水溜まりには、体長4〜5cmのホトケドジョウが5〜6匹、水底の落葉の下などに隠れていました。 前回の観察時には、1匹でしたので、落枝ダムを安定的に維持してやれば、少なくとも、ホトケドジョウの集まる場所にはなりそうです。 落枝ダム下の水音が大きく聞こえていましたので、水底の泥を寄せて、抜ける水を減らしました。 裾部には、土嚢を並べるつもりで、雑のう袋は用意していたのですが、今回は土嚢づくりを行いませんでした。 ![]() 上流側を観察すると、この水流の流量も、少なくなってきたように感じました。 ![]() 9:44 WBGT 24.7℃、周囲の温度 25.8℃、湿度 89.5% 湿地づくりの方は、田圃状の水域をつくることから始めています。 前々回と前回は、降雨後の水流の流量が多い時だったので、直ぐに、水が溜まりましたが、流量が少なくなってきたので、今後は、水溜まりを維持できるかが問題です。 土壌は、砂質に粘土粉を混ぜたような状態で、乾くと硬くなりますが、水はゆっくりと浸透するようです。 シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、更に、オニヤンマなどが、偵察飛行をしていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |