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籾摺り、谷戸の状態観察 日 時)11月4日(火) 8:50〜12:20 晴 場 所)生田緑地 生田緑地整備事務所裏、谷戸(ハンノキ林〜湿地地区〜上の田圃〜下の田圃〜谷戸合流部〜苗木畑) 活動者)岩田臣生 8:50〜11:20 ハンノキ林の水辺が涸れて、陸地化してしまったことで、水辺再生活動に掛かりっきりになっていたため、遅くなりましたが、 10/5(日)の里山の自然学校で脱穀した籾の籾摺りを行いました。 脱穀は活動時間を短くするために、茎が外れていない房状になった状態でも良しとして終わらせたため、この状態の籾が多くて、度々、籾摺り機が動かなくなるなど、 手間取って、時間がかかりました。
雑のう袋3袋の籾の籾摺りを終えて、籾殻2袋と玄米1袋となりました。 昨年は収量が少なくて、一部の人にしか分配できませんでしたが、今年は、田圃活動に参加してくれた全員に、少しずつですが、分配できそうです。
11:20〜12:10 少し時間があったので、次の活動を考えるために、谷戸の状態観察だけ行っておくことにしました。 ハンノキ林西の池には、数本の倒木が落ちていました。 枯木だけではなく、枝葉をつけた樹木もありました。 辺りの樹林の状態を調べて、倒れそうな樹木があれば、伐採するなど、池の活動の安全対策が必要です。 その上で、水中に放置できない樹木は撤去する必要があります。
ハンノキ林東側地区の斜面下の水辺再生地は、水溜まりの水位が、5cm程低下していました。 どこまで下がるか、暫くは、水深の変化を観察していきたいと思います。 ハンノキ林上デッキ付近のアズマネザサ刈り、小径木の間伐、草刈りなどは、冬にかけて、作業すればいいでしょう。 湿地地区(B05)につながる水路の水を増やすために、ハンノキ林北端部(A07-08)の水路に手を入れた方が良さそうです。
湿地地区はすっかり草むら状態になっていましたので、草刈り、水路の泥上げなどの手入れが必要でしょう。 コブナグサ?が紅葉していました。
シロヨメナが、アズマネザサに負けずに、開花していました。
上の田圃は、棲息している生きもののために、通年湛水させておかなければなりません。 水漏れ穴を見つけて、塞いでおかなければなりません。 秋の陽光を受けて、木道付近には、アキアカネ、マユタテアカネがいました。
今年は鮮やかに欠けますが、クサギが実をつけていました。
下の田圃は水面が見えない状態になっていました。 土嚢堰を改修して、水面を広げておきたいと思います。
ミゾソバが咲いていました。
谷戸の合流部も観察しておくことにしました。
水路の途中で水が消えて、水溜まりに水はありませんでした。
城山下谷戸の苗木畑に寄りました。 辺りは一面に低いアズマネザサが広がっていて、歩いて行ったら、突然、コジュケイが2羽、飛び立ちました。 2025/3/25(火)に伐採したクヌギが萌芽していましたが、アズマネザサやトキリマメ?のツルに被われていました。 周囲のアズマネザサを刈り、覆っていたトキリマメのツルを剥ぎ取りました。 萌芽枝は元気なので、萌芽更新できると思います。
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かわさき自然調査団の活動