生田緑地植生管理協議会市民部会について(考え方)


(名称)
本会の名称は、生田緑地植生管理協議会会則に基づいて「生田緑地植生管理協議会市民部会」とする。
但し、愛称は自由につけることができるものとする。

(目的)
生田緑地には、かつての多摩丘陵には普通に生息・生育していた動植物の一部が辛うじて生き残っている。この自然を、行政と市民が協働して保全していくことを目的として、個々の市民活動の調整を図るために生田緑地植生管理協議会がある。
市民部会は、フィールドにおいて、その場の自然を調べて、どうあるべきかを考えて、意見交換を行い、植生管理を計画し、取り返しのつく範囲で管理作業を実施し、その結果を調査し、評価するというサイクルを、市民の力で、より広く、より着実に継続していくために、実験的管理活動を含む学習を行い、市民活動として生田緑地の植生管理を適切に進めていくためのシステムの構築と活動する市民を育てることを目的とする。

(活動)
目的達成のため、市民部会は次の活動を行う。
1 生田緑地の自然と植生管理についての学習および実習的管理活動
2 生田緑地の自然と植生管理に関われる人材を増やすための啓発活動
3 行政と協働して生田緑地の植生管理を進めるための調整活動
4 その他、目的達成のために必要な活動

(会員)
市民部会の会員は、市民部会の目的に賛同し、参加登録した個人とする。

(入会)
市民部会への参加を希望する者は、別に定める入会申込書に必要事項を記載し、市民部会事務局(以下、事務局という。)に提出するものとする。
事務局は、入会申込書に記載された事項を、市民部会の運営に必要なこと以外の目的で使用しないものとする。

(市民部会事務局)
市民部会事務局(以下、「乙」という。)は、植生管理協議会の承認を得られた法人格を有する市民活動団体が担当し、植生管理協議会事務局(以下、「甲」という。)と協働して市民部会を運営する。

(事務局の役割)
事務局は、市民部会事務局として、次の役割を担う。

1 市民部会の運営全般

2 活動計画
市民部会の活動を企画し、関係機関と調整し、市民部会を開催するものとする。
活動計画について、生田緑地植生管理協議会運営会議の意見を求めることができる。

3 情報発信
生田緑地の自然と植生管理について多くの市民の関心を喚起するために、活動の内容について、生田緑地内の掲示板、生田緑地植生管理協議会市民部会ホームページ、メールマガジン等を使って、市民部会の活動を広報するものとする。

4 連絡・調整
活動予定について、各会員には個別に連絡するものとするが、その方法は電子メールを基本とする。
郵便による連絡を要する者は、封筒に宛て先を明記し、切手を貼って、事前に市民部会事務局に提出するものとする。(受益者負担)

5 活動記録の作成
毎回の活動の記録を作成し、保管するものとする。
活動記録の閲覧を希望する者がある場合は、これに閲覧させるものとする。

6 報告
1年間の活動の記録をまとめ、生田緑地植生管理協議会市民部会年報を作成するものとする。
この年報は、生田緑地に関心を持っている団体および個人に対して、実費をもって頒布することかできるものとする。

7 その他、市民活動団体が担当することが適切と思われる事項

(その他)
その他、市民部会の運営について、必要となる事項については、甲乙双方の話し合いによって決めることができるものとする。

以上


2006年12月7日 上記は生田緑地植生管理協議会運営会議において承認された。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation