生田緑地植生管理協議会市民部会
里山倶楽部
第13回《萌芽更新地区のササ刈り》


日時 2010/12/23(木)10:00〜13:00 晴
場所 萌芽更新地区 A06  参照:植生管理区分図
参加 佐久間淳子、杉内夏彦(初参加)、長岡泰造(初参加)
   (生田緑地の雑木林を育てる会)白澤光代
   (かわさき自然調査団)前田 宏
   (市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美

今年度第13回里山倶楽部は、萌芽更新地区のササ刈りをすることにしました。
市民部会の愛称を里山倶楽部にした効果でしょうか、参加してみたいという人が2人も現れました。 生田緑地の掲示板に貼ったポスターを見たとのことでした。
立教大学の佐久間先生も、1年前にササ刈りに参加した場所での活動ということで参加してくれました。 1年経ったらアズマネザサがどの程度伸びるのかを知りたかったようです。
自己紹介を済ませて、萌芽更新地区に向かいました。
谷戸へ降りるところで、手摺りにフユシャクの仲間のメスがいました。 翅の無い蛾です。意識していないと見つけられないかも知れません。 冬に出会える蛾ということでプチ観察会となりました。

萌芽更新とは何か、萌芽更新地区とはどんな所かということを簡単に説明しました。

既に、コナラの実生は葉を落としていましたので、夏期に付けた目印を頼りに周囲のアズマネザサを刈り取り、 萌芽更新地区の斜面の上の方を中心にササ刈りを進めました。

落葉が大量に積もっていましたので、落葉かきも平行して進めました。 落葉だけを集められた時は落葉溜めに入れましたが、刈ったアズマネザサが混ざってしまったところは、カントリーヘッジの部分に積みました。

今回は刈り込みバサミと鎌の両方を使ってみましたが、今回のように対象を選びながら刈り取る場合は鎌の方が適していることを確認しました。 試しに用意した桑切鎌は使い勝手が良さそうですが、広い面積のササ刈りには大きい鎌の方がいいと思います。
残る問題は安全性です。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation