生田緑地自然環境保全管理会議市民部会
里山倶楽部A


平成28年度第1回里山倶楽部A


日時 2016/4/2(土) 10:00〜15:00 曇
場所 生田緑地 市民活動室、萌芽更新地区〜皆伐更新地区
参加 (6年目)工藤真貴子、思由(高1)、千穂(小5)
   (4年目)山下佳保里、淳也(高3)、真奈実(小6)
   (3年目)山下まい、はなの(小6)、ねのは(小3)
   (2年目)鈴木麻美、美舟(小5)、眞之介(小2)
   (1年目)池上幸一、池上陽子、池上豪一郎(幼児)
        猿谷久美子、幸喜(18歳)、明衣(小4)
        藤村望美、渓(幼児)、花(幼児)
  (生田緑地運営共同事業体)額谷悠夏
  (市民部会事務局)岩田臣生、岩田芳美    24名

平成28年度第1回里山倶楽部Aです。
今年度登録してくれたのは 9家族でしたが、今回は 2家族がお休みで、総勢 24名の里山倶楽部でした。
初めて参加する家族が多かったので、市民活動室に集合して、里山倶楽部Aについての話をしました。
今回は生田緑地の自然を観察しながら、萌芽更新地区と皆伐更新地区の場所を覚えてもらいました。 また、桑切鎌を使って、少しだけ作業をしてもらいました。

オオシマザクラを観察してから谷戸に降りました。

モミジイチゴが咲いています。 管理作業をしている時は、刺がある嫌な植物と思ってしまいますが、春には可愛い花が見られます。
タマノカンアオイが蕾をつけていました。 誰かが、良く見られるように手を入れたようです。

ピクニック広場東斜面にはタチツボスミレが咲いています。
キブシの花の黄色は少し褪せて、ヤマブキの黄色い花が鮮やかに感じます。

萌芽更新地区の外周の探勝路を歩きました。
マルバスミレやオカスミレが見られます。 ツチグリがありました。

ホウチャクソウ、ナルコユリ、ミヤマナルコユリなどが葉を伸ばし、蕾をつけているものも見られました。

萌芽更新地区では里山倶楽部も活動していますが、この日は立入禁止です。
遠くに見えるスミレを近くで見たいという人は多いと思いましたが、様々な植物の発芽している斜面には、立ち入らない方が良いと思います。

ハンノキ林についても説明しました。 ホタルの国に来たことがある参加者もいました。
萌芽更新地区の下の探勝路脇には、もうニョイスミレが咲き始めていました。

谷戸の降り口に戻りました。

七草峠の崖面に寄って、ヒゴスミレを観察しました。 少なくなりましたが、コスミレも観察しました。

皆伐更新地区に入って、お昼のお弁当を食べました。
皆伐時に玉伐りにしたコナラは朽ちてしまい、椅子の役目は果たせません。 地面は傾斜しているため、レジャ−シートを敷いても安定せず、集まって座るのは困難です。
除伐したモウソウチクでベンチを作りたいと思いながら、安全に使えるベンチにするためのベンチをデサインできずにいました。
参加者が増えたことで、益々、難しくなりました。

区域内を観察しました。

木々の芽吹きが春を感じさせてくれます。
ニオイタチツボスミレが株を増やして、踏み潰さないように歩くのが大変です。

皆伐更新地区で育てているコナラなどを確認し、求められている作業について説明しました。
展葉前の幼樹では、何の木か分からないかも知れません。
里山倶楽部Aの参加者に求められている作業はアズマネザサだけを刈ることです。

6年目を迎えて、育成してきた幼樹は大きくなっているので、この日、刈らなければならないような大きさのアズマネザサはありませんでしたが、桑切鎌に慣れてもらう意味で作業をしていただきました。

昼前に帰った家族のいましたが、最後に集合写真を撮りました。

今回は幼児までが桑切鎌を使ってアズマネザサを刈ろうとして、なかなか伐れずに苦労している場面が多く見られました。
今年発芽したと思われるような小さなコナラが沢山見られましたが、皆伐後1年目と同様に、これらの保護を行う必要はないと思います。
今回、育っていたクスノキを伐採してみると、アズマネザサよりも、ムラサキシキブなどの多さが問題だと思われました。
6年目の皆伐更新地区は、活動回数を減らして、内容も変更することが可能と思われました。

里山倶楽部Aの活動は、生田緑地の自然を大事にしたいというお母さんたちの協力のお蔭で、小さな子どもを連れたお母さんの参加が可能になっています。
参加者の皆さんが自ら運営していると言っても過言ではありません。
幼児も参加する活動を楽しくする工夫は経験を積んだお母さんたちに任せることができそうなのです。
事務局としては、生田緑地の自然を保全するために、何を、どのようにすれば良いのかを考えることに集中することができます。
このような状態は、計画してできるものではないと思います。素敵なお母さんたちの参加を得ることができた幸運に感謝しています。
そこで、生田緑地の皆伐更新については、まだ樹林の状態にはなっていないものの、皆伐後の特別な管理の段階は乗り越えたと思えることから、 今年度の活動を終えてから活動経過を整理して、報告会を行いたいと思っています。
これは、里山倶楽部Aに参加して、今まで皆伐後の雑木林づくりに関わってくれた皆さんに、細やかな感謝の意を表するためであり、 雑木林の更新のために皆伐を検討している里山保全に関わる団体の皆さんに参考にしてもらえることがあるのではないかと考えるからです。

そんなことで、今後の活動は皆伐更新地区に拘らずに、小さな子どもたちも活動できるような内容の自然保全活動を考えていきたいと思います。

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特定非営利活動法人かわさき自然調査団
Kawasaki Organization for Nature Research and Conservation