里山倶楽部
【2022/7/23 更新】

令和 4 年度第 11 回里山倶楽部
<夏の芝生広場上雑木林のアズマネザサ刈り>

日時 2022年 7月 23(土) 10:00〜11:30 晴
場所 生田緑地 芝生広場上雑木林
参加者 伊澤高行、岩渕裕輝、北川英樹、滝島一加(高1)
事務局 岩田臣生、岩田芳美・・・6 名

この日の西口トイレには、カブトムシ(オス)がいました。
また、ミズイロオナガシジミの死骸がありました。
ミズイロオナガシジミは、幼虫がブナ科の樹木の新葉を食べて育つゼフィルスです。
出現期は 6〜7月なので、命を全うした個体だと思います。
カブトムシは、雑木林に逃がしました。
カブトムシ
ミズイロオナガシジミ死骸

7/23〜8/7頃を二十四節気では、大暑といい、最も暑さが厳しく感じられる頃ということです。
実際、朝から暑かったのですが、夏の芝生広場上雑木林を観察して、育ち始めたコナラの実生などの周りのアズマネザサ刈りを、少しだけ行うことにしました。

芝生広場上雑木林は、すっかり、1mほどの高さにアズマネザサが繁茂し、ヤマイモの仲間など、ツル植物が伸びていて、区域に入って歩く足を捕られました。
伐採したキリからは萌芽枝が成長し、樹高は 8mほどになって、存在感を誇示していました。
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区域内の樹木で、明らかに枯れていたのは1本だけでした。
半ば、笹薮に隠れていたベンチにリュックを置いて、観察しながらのアズマネザサ刈りを始めました。
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区域内のコナラ実生は、特に斜面下方では、2〜3年ものが多く見られました。
当該地区の樹木伐採は、2020年 10月から始めて、2022年 1月に、基本的には終えたつもりです。
終えたつもりというのは、今後も、雑木林の生育に不都合な状態になったら、その樹木を伐採することになると考えるからです。
コナラ実生
ヤマユリが咲いていました。
ヤマユリには、コチャバネセセリなどが吸蜜に来ていました。
ヤマユリ
コチャバネセセリ
ヘクソカズラが開花していました。
ヘクソカズラ
1時間程の活動を終えて、休憩しました。
コロナ感染者が急拡大していますので、別々の方向を向いて、黙食でした。
里山倶楽部
その後、記念の集合写真を撮って、この日の活動は終了することにしました。
里山倶楽部

この日は、短時間の活動にして、熱中症を避けましたが、自然に触れる活動を楽しむことは、夏期は難しいので、8月は里山倶楽部は休みます。
次回は、9月3日(土)、この日と同じ芝生広場上雑木林で活動します。
宜しく、お願いします。

かわさき自然調査団の活動

特定非営利活動法人かわさき自然調査団
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