里山倶楽部
【2023/3/11 更新】

令和 4 年度第 29 回里山倶楽部 ＜芝生広場上雑木林のアズマネザサ刈り＞ 日時　2023年3月11(土)　10:00〜13:00　快晴 場所　生田緑地　芝生広場上雑木林(A09-8) 参加者　東　陽一、伊澤高行、岩渕裕輝、加登勇司、北川英樹、��木遼子、村上忠義、吉澤正一 事務局　岩田臣生・・・9 名 集合時刻前の時間を使って、ピクニック広場東階段上斜面のハンショウヅルを観察し易くするための支柱を交換しました。 支柱の材はアズマネザサなので、毎年の交換が必要です。 ハンショウヅルは、芽吹き始めていました。 この日は、芝生広場上雑木林で、前回の続きのアズマネザサ刈りを行いました。 ここは、３年前の 2020年1月からアズマネザサ刈りを始め、2020年10月から 2022年1月まで、大径木伐採を行って、現在、更新管理の１年目という段階です。 大径木伐採も含めて、全てを里山倶楽部が行っている伐採更新で、大事にしたい植物は保護しています。 整備事務所から芝生広場上雑木林に降りる尾根道では、見上げれば、コブシが、足元には、ヒメカンスゲが咲いていました。 芝生広場上雑木林は、前回咲いていたツノハシバミの花は終わって、シュンランなどが咲き始め、春の装いに変わりつつありました。 今回、アズマネザサを刈っても、また、直ぐに生えてくると思いますが、その前に、他の植物の種子の発芽を促したいと思います。 今は、落葉して、細い棒にしか見えない実生が、アズマネザサに負けないで育ってほしいと思います。 区域の斜面上方に向かっては、園路に近い所まで、刈ることができました。 区域の中央部は、殆ど、刈り終わりました。 コナラは全て刈れるだろうと思っていましたが、中には萌芽更新できそうなコナラもありました。 伐採した小径木は、殆ど、全てが勢いよく萌芽していますが、大径木伐採のために伐ったアオハダも萌芽して、元気な様子でした。 区域下方の縁辺部に残っていたアズマネザサのヤブも刈りましたが、園路からは入り難い状態を維持するように、１ｍほどの幅で刈り残しました。 区域下方部も、殆んど、刈り終わりました。 休憩して、集合写真を撮りました。 活動中、林床の落葉の上に、カナヘビがいました。 ウグイスカグラの開花が進んでいました。 今回も、12時を過ぎたところで、後を水田ビオトープ班班員に任せて、事務局は、所用のため、先に帰らせていただきました。 北川さんはじめ、水田ビオトープ班の皆さんが協力して、事務局を代行して、活動の安全を管理し、 使った道具の片付けなども行ってくれたと思います。

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