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アメリカザリガニ駆除
 日時 2011/9/11(日) 10:30〜14:30 曇 29℃
 場所 生田緑地
 参加 岩田臣生、岩田芳美
 
 春から夏にかけて田圃で産卵したシオカラトンボやオオシオカラトンボの幼虫(ヤゴ)を餌にして、アメリカザリガニは急増してしまいます。
一度に全てを駆除できなくても繰り返し駆除しないと増えてほしい在来の生物が増えてくれません。
 朝は曇っていたので、少しは楽に活動できるかと思い、生田緑地に出かけました。
 
 上の田圃に着いたところで、田圃への導水路が壊れているのが分かり、まずは水路の補修をしました。
 
   田圃の周りのツルマメの勢いが止まりません。
 
 それから田圃のアメリカザリガニの採集ですが、田圃の水は落してあったので、外周(畦沿い)の溝に集まっているアメリカザリガニを掬い採ればいいのですが、
水域にまで根をおろして広がっているミゾソバ、
ミヤマシラスゲなどの根元に潜んでいるアメリカザリガニを手づかみで採集しながら一周すると
腰が痛くなります。暑さでふらついてしまいます。
 一通り採集しながら一周しても、まだかなり残っていて、畦を歩くと泥水の中を逃げるアメリカザリガニがいます。
続けて2回は採集していかないと70%も採集できていないようです。
 二人で3時間ほどの採集で、588匹を捕まえました。
ここで辞めることにしましたが、全身、汗と泥で酷い状態でした。
 
     
 気分転換に周辺を観察したり、ツリフネソウの群落の中に出ていたカナムグラやヤマグワの刈り取りもしました。
 ツリフネソウが咲き始めており、来園者に楽しんでもらえるようにしたいと思いました。
 ただ、風で倒れたヨシはどうするのがいいのか、早い時期に対処しておきたいことです。
 
   今まで気がつかなかったのですが、水辺にはイヌトウバナ?が咲いていました。
 
   コゴメガヤツリが大きな株をつくって花を咲かせていました。
 
   カントウヨメナ?も叢に埋もれるように咲いていました。
 
   雄花をつけ始めたカナムグラの葉上でイチモンジセセリが求愛行動をとっていました。
 
   クズも広がって、花を咲かせていました。これも駆除しておかないといけません。
 
   ツリフネソウの群落の中に突き出ていたヤマグワを刈り取っていたら
大きなヨモギエダシャクの幼虫がいました。
 
 帰り道にハンノキ林上の所で大きくなってハンノキの成長の邪魔になっている
カラムシも少し刈り取りました。
 付近では、ツルニンジンの花が咲き始めていました。
 
   また、オトコエシも咲き始めていました。
 
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